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活動の様子

【文化財講座】
『大和武士「西阿」ゆかりの地を訪ねて』

平成27年1月17日(土)~3月21日(土)全5回


 西阿とは南北朝時代に桜井にいた人物で、太平記にもその名が登場しています。彼は後醍醐天皇のいる吉野の地を守護するために桜井市内の6か所に城を築いたことが文献に記されています。そこで今年度の文化財講座は、桜井市内に今なお残る西阿の城跡を訪ねる目的で、『大和武士「西阿」ゆかりの地を訪ねて』と題して開催しました。初回は西阿とはどのような人物であったのかというテーマで講演し、残りの回で実際に城跡を訪ね、西阿の奮闘を感じてもらえたかと思います。残念ながら雨のため第4回が中止となりましたが、後日訪ねられた方もいらっしゃったようです。今回の講座では市内外から26名の方に参加していただきました。
 この講座を通して、桜井には西阿という人がいたということを知ってもらうとともに、古墳や遺跡を訪ねるものとは違った楽しみを味わっていただけたかと思います。

h26-kouza1.JPG安倍山城から鳥見山を眺めるh26-kouza2.JPG戒重城堀跡にて

  開催日時 集合場所 内容
1 1月17日(土)
13:00~14:30 
埋蔵文化財センター 講演『「西阿」という人』 
2 2月7日(土)
13:00~15:00 
桜井駅  桜井駅南口-若桜神社-安倍山城 (土舞台、桜井公園遺跡群)
3 2月21日(土)
13:00~16:00 
三輪駅 三輪駅-神坐日向神社-志貴御縣神社-極楽寺-
川合八幡神社-戒重城
4 3月7日(土)
雨天により中止
大和朝倉駅 朝倉駅-押坂山口坐神社-赤尾城-石位寺-外鎌山城
5 3月21日(土)
10:00~15:00 
桜井駅 桜井駅南口-等弥神社-鳥見山城-宗像神社

【企画展関連イベント】勾玉作り講座

平成27年2月28日

h26-kikakukouza1.jpg企画展の見学 現在開催中の企画展『魅惑の玉』の関連イベントとして、勾玉作り体験講座を開催し、15名の方にご参加いただきました。
 はじめに企画展で展示中の勾玉を見ながら、勾玉の使い方や作り方について簡単に説明しました。
 そのあと展示遺物や配布資料を参考に、みなさんに勾玉の形を考えてもらい、滑石を素材に玉作りに取り組んでもらいました。滑石を下書きの線に沿ってやすりで削って形をととのえ、丁寧に磨くという工程を行いました。

h26-kikakukouza3.jpg作業の様子
 初めて勾玉作りを体験するという方がほとんどでしたが、みなさん光沢のあるきれいな勾玉を完成させていました。
h26-kikakukouza6.jpg完成品の一例....

h26-kikakukouza7.jpg完成した勾玉を手に記念撮影

【JAFデーイベント】
 勾玉ネックレス作り教室

平成27年1月10日

 JAFデーのイベントとして、『勾玉ネックレス作り』教室を開催しました。滑石という加工のしやすい石を使って、勾玉や管玉を作ってもらいました。

 まずは現在開催中の企画展『魅惑の玉』で展示中の勾玉を見ていただき、それらを参考にしつつ、みなさんに勾玉の形を考えてもらいました。小学生の参加者が多く、あなあけや力の必要な削り作業に苦戦した方もいましたが、根気よく取り組んだかいあって、オリジナリティあふれる勾玉ネックレスが完成しました。

 最後は桜井市のマスコットキャラクター・ひみこちゃんが登場して記念撮影も行いました。









jaf1.JPG作業の様子
jaf2.JPGひみこちゃん登場!

【特別展 記念講演会】 

平成26年11月23日


 平成26年度特別展の関連イベントとして、桜井市まほろばセンターにおいて「検討 坪井・大福遺跡と大福遺跡」を開催しました。当日は兵庫県立考古博物館 館長の石野博信先生による記念講演の後、橿原市総合政策部世界遺産推進課 露口真広氏、当センターの武田雄志学芸員による橿原市と桜井市での発掘調査の成果の報告を行いました。これらの講演後、「検討 坪井・大福遺跡と大福遺跡」というテーマで鼎談を行いました。
 今回は90名の方にご参加いただき、桜井市と橿原市またがる弥生時代の集落について知っていただく機会になったかと思います。

【講演・鼎談】
 記念講演「銅鐸破壊と大陸・半島系文化の導入-桜井市 大福遺跡-」
     石野博信(兵庫県立考古博物館 館長)
 講演1「坪井・大福遺跡坪井地区の調査とその成果」
     露口真広(橿原市総合政策部世界遺産推進課)
 講演2「大福遺跡の調査とその成果」
     武田雄志(公益財団法人桜井市文化財協会)
 鼎談「検討 坪井・大福遺跡と大福遺跡」

h26-kouen1.JPG石野先生の講演h26-kouen2.JPG露口氏の講演


h26-kouen3.JPG武田学芸員の講演h26-kouen4.JPG鼎談の様子

【職場体験学習】 

平成26年
10月30・31日、11月12・13日

 今年も桜井市内の中学校で職場体験学習がおこなわれ、埋蔵文化財センターにも2校から中学生がやって来ました。

◆平成26年10月30・31日
 10月には桜井中学校から3名の中学生が来てくれました。今回は職場体験の期間中に遺跡の発掘調査がおこなわれており、1日目はその調査の一端を体験してもらいました。午前は検出された遺構を掘る作業を、午後は作業員さんに混じって土を掘っていく力仕事をおこないました。普段見かけることはあっても中で作業をすることはなかった発掘の現場で、みんな興味深そうに作業をおこなっていました。
 2日目は土器洗い、土器の接合といった仕事をしてもらいました。前日とは違いセンター内での細かい作業でしたが根気強く最後までやりきってくれました。

◆平成26年11月12・13日
 11月には桜井西中学校から3名の中学生が来てくれました。1日目は土器洗いや土器の接合といったセンター内での仕事をしてもらいました。どちらの仕事も実際に遺跡から出土した土器に触れる作業なので細かく繊細な仕事ですが、実物を触れるということでひとつひとつ興味深そうに作業をおこなっていました。

h26-hokoku5.JPG発掘体験の様子











h26-hokoku4.JPG土器洗いの様子







 2日目は、実際の発掘現場で発掘調査を体験してもらいました。道具を使って土を削る作業や、検出された遺構を掘る作業をしてもらいました。前日に洗い接合した土器を実際に自分の手で出土していくことに感動し、とても楽しそうに作業をしていました。
 今回の体験学習で体験したどの仕事も興味深そうに楽しみながら取り組んでもらえたと思います。生徒のみなさんがこの経験から「働く」ということを意識し、将来を考えるうえで何かしら役に立ててもらえれば幸いです。

【発掘調査報告会】 

平成26年9月27日

 速報展の関連イベントとして発掘調査報告会を開催したところ、49名の方にご参加いただきました。今年は気候のよい時季の開催だったためか、県外からも多く足を運んでいただいたようです。

 報告会では、昨年度に行った調査のなかから特に興味深い成果のあった「大藤原京関連遺跡の調査」「高田遺跡第3次調査」「纒向遺跡第180次調査」の発掘調査担当者が調査成果を紹介しました。参加者のみなさんはスクリーンに映し出される発掘当時の写真を見ながら熱心に聞いておられました。



H26-hokoku2.JPG展示遺物の解説中



H26-hokoku3.jpg報告会の様子
H26-hokoku1.JPG報告会の様子

 報告会の後は展示室で遺物の簡単な解説や参加者の方からの質問にお答えしました。

【子ども文化財教室】 

平成26年7月24・25日


h26katsudo2-2.JPG土器あらい夏休み恒例行事として、小学生向けに開催している子ども文化財教室に今年は8名が参加してくれました。今回は展示見学、埋蔵文化財センターの仕事体験に加え、遺跡見学と測量、古代の玉づくり体験をおこないました。
 1日目の午前は埋文センター内や展示室の見学をしました。展示室では各自気になった遺物をスケッチして、気づいたことをメモしてもらいました。細かいところまで観察して、それぞれの遺物についてしっかり勉強していたようです。午後は土器あらい、接合、拓本、遺物写真の撮影と、いろいろな仕事体験をしました。本物の土器と仕事用の道具を使った本格的な作業でしたが、みんな説明をしっかり聞いて取り組んでくれました。

h26katsudo2-1.JPG展示室でスケッチ中h26katsudo2-3.JPG古墳の横穴式石室に潜入!


 2日目の午前は市内の古墳と発掘調査現場の見学にでかけました。また、移築保存されている上之宮遺跡の「園池遺構」を分担して測量しました。みんな初めての測量体験でしたが、協力して図をかいてくれました。午後は玉づくり体験をしました。滑石という加工のしやすい石をつかった勾玉や管玉づくりに挑戦してもらいました。舞錐という昔の道具をつかった孔あけに苦戦した子も多かったのですが、最後にはりっぱな勾玉のネックレスやストラップを完成させることができました。
 今年はとても暑い中の文化財教室になりましたが、みんな元気よくいろいろな体験に取り組んでくれました。

h26katsudo2-4.JPG上之宮遺跡「園池遺構」の測量h26katsudo2-5.JPG玉づくり・孔あけ作業中


【校外学習】 

平成26年4月~7月

 今年も桜井市内の小学校に通う6年生が展示見学に来てくれました。今年は11校の小学校の内、8校が見学に訪れ、300名以上の生徒さんが来てくれました。市内の小学校は遺跡の上やすぐそばに建てられていることから、主にそれぞれの校区の歴史について学んでもらえたと思います。皆、社会科で歴史を学ぶとあって、熱心にメモを取っていました。
 展示室を見学した後は発掘調査で出土した土器を手に取って、つなぎ合わせる作業を体験してもらいました。どの生徒さんも真剣な眼差しで土器の色や文様を見ながら試行錯誤を重ねて、いくつかの破片を繋げていました。中にはほとんど一つ分の土器を完成させた生徒さんもいて、皆の注目の的になっていました。
そして最後に復習を兼ねて、簡単なテストをしてもらいました。これは全10問で遺跡や展示物の名前を書いてもらうもので、ほとんどの生徒さんが全問正解でした。

h26-katudou-3.JPG展示を見学する園児







h26-katudou-2.JPG展示解説をきく小学生



h26-katudou-1.JPG土器の説明をきいています



 また7月10日と11日には飛鳥学院保育所の園児が来てくれました。簡単に展示物を解説した後、土器や石器を触ってもらいました。初めて見る出土遺物にみんな興味津々で、中には匂いを嗅いでいる子もいました。その後は、写真を見ながら展示物を探す「宝探しゲーム」をしました。二人一組になって探してもらいましたが、すぐに見つけた組もいればなかなか見つからずあちこち探している組もいました。今度はパパやママと一緒に来てね。