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活動の様子

【夏休みこども博in近鉄かしはら】 

平成29年8月3日(木)

 今年度も近鉄百貨店橿原店で『夏休みこども博』が開催され、今回は勾玉製作体験講座を行いました。5回行われた講座ではどの回も定員一杯となる大盛況で、GEDC0206_mini.jpg   勾玉を削り出していきます子どもさんを中心に計55名の方にご参加いただきました。
 勾玉製作体験講座では初めに勾玉の製作工程について説明し、工程ごとに作成した見本を見ていただきながら進めていきました。最終的には丸みを帯びた形になり、革紐で首から下げられるようになるまでの作業を行いました。
 四角い石から勾玉の形を削り出すのはとても根気のいる作業ですが、参加していただいた子どもさんは諦めることなく、最後まで作業をしておられました。中にはオリジナルの形を製作された方もおられ、みなさん個性豊かな勾玉を完成させていました。

DSC_0007_2_mini.jpgひみこちゃんが応援に来てくれました!DSC_0004_2_mini.jpg     勾玉製作体験の様子

【子ども文化財教室】 
「学芸員」ってどんな仕事をしているの?

平成29年7月27日(木)・28日(金)


今年も桜井市内の小学生向けに子ども文化財教室を開催しました。今年は4~6年生の8名が参加してくれました。
1日目
DSC_8552_mini.jpg  銅鐸はここから出土しています 開講式の後、バックヤードツアーとして普段入ることのできない収蔵庫や作業室などを回りました。木器・金属処理室では出土した遺物の処理が行われている最中で、全員興味津々で見ていました。
 今回のテーマが「学芸員」ってどんな仕事をしているの?ということで、学芸員の仕事についての話を交えながら解説しました。子どもたちの中には熱心にメモを取る子もいて、DSC_8577_mini.jpg   ペーパークラフト作成中学芸員の仕事や桜井市の歴史について知ってもらえたのではないでしょうか。
 午後からは「ペーパークラフトを作ろう!」と題し、盾持人物埴輪と家形埴輪のペーパークラフトの解説を交えながら作っていきました埴輪のペーパークラフトを作っていく過程でその埴輪がどのような形をしていて、何のために作られたのかがかってもらえGEDC0203_mini.jpg    くっつくかな?ではないでしょうか。その後、実際に遺跡から出土した遺物を机のに広げ、一つ一つの破片を順番につなぎ合わせる“接合”という作業と遺物の写真撮影も行いました。土器を接合しようと多くの土器をさわってみることで、様々な形や文様の土器が発掘調査で見つかっているということがわかってもらえたと思います。

2日目
 午前中は上之宮遺跡の“園池遺構”DSC_8639_mini.jpg     測量作業の様子を訪れ、実際の発掘調査で行う方法で測量体験をしました。暑い中での作業となりましたが、図面を完成させようとみんなで協力して取り組んでくれました。その結果、素晴らしい図面を完成させることができました。その後、現在行われている発掘調査現場に行き、調査員から説明を受けたのち作業の様子を見学しました。

DSC_8665_mini.jpg    火をおこせるかな? 午後からは古代から行われている方法で火おこしに挑戦しました。はじめに2人1組になって錐揉式で火おこしをしてもらいましたが、この方法で火をおこすのはとても難しいことがわかってもらえたと思います。次に舞錐式という方法で火おこしを行いました。煙があまりにも多く出たために「臭い臭い」と言ってい子もいましたが、火種を作ろう取り組んでくれましDSC_8676_mini.JPG     火がつきました!た。火種ができた組から麻をほぐしたものに火種をのせて、息を吹きかけると火種が麻に燃え移り火をおこすことができました。麻に火がついた時はみんな驚いたり、感動していました。すべての組が火をおこすことに成功し、みんなにとって良い経験になったのではないでしょうか。

 その後はみんなで古代鏡の鋳造体験をしました。大小2つの鏡から選び、シリコンの鋳型に流し込むところから、サンドペーパーで磨いて顔がうつるようになるまでの工程を行いました。鋳型から取り出した鏡をサンドペーパーで磨いていくと、最後の仕上げでは顔がはっきりとうつる鏡が完成しました。中には「まだ磨きたい」といって磨き続けている子もいるほど熱中してくれました。
DSC_8686_mini.JPG 合金を鋳型に流し込んでいきますDSC_8691_mini.JPG    きれいに磨けたかな?

 最後の閉講式では、子ども文化財教室の修了証を一人一人に手渡し、2日間の日程を終えました。子どもたちにはとても喜んでもらえたようで、担当者としてはうれしく思います。また来年度の子ども文化財教室にも参加していただけると幸いです。